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ちょっと前に読んでいた本、 『いつかソウル・トレインに乗る日まで』。 哲学的でおもしろかったにもかかわらず なぜか最後まで読む気にならず途中放棄しましたが 読んでいて不思議な気持ちになる本でした。 その中で気に入った一説があったのでご紹介。 それは「祈る」ということについてのもので 小説の内容とは直接的な関係はないのですが とても印象に残りました。 -------- 神を信じられなくても「祈る」ことはできる。 神は、そういう「祈り」があることを理解している。 まず、目を閉じ、手を机の上に置き、それから、少し、頭を下げる。 なにも考えず、なにも呟く必要さえない。 いちばん大切なのは、その姿勢をとることなんだ。 -------- わたしは特に決まった信仰があるわけではないので このおおらかな考えになんだか救われた気がしました。 (ちなみにこれはキリスト教の教会で交わされる会話です) 小説そのものは恋愛ものですが 半分以上読み進めてもどうしてもこのフレーズが頭に残り どうにも先に進めなくなったのであきらめました。 (ちなみに読んだきっかけは新聞の書評です) 恋愛とはまったく関係ないフレーズですが このフレーズと出会っただけで この本を読んだ意味があったとさえ思えたので満足です。 *** 2つのブログランキングに登録しています。 ポチッポチッとクリックしていただけるとうれしいです☆ ![]() ![]() |
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