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3月11日のできごと・その1
地震後、おもにツイッターで情報収集と情報発信をしていましたが
少し落ち着いてきたのでブログを書くことにします。

2011年3月11日 14時46分。
東北地方を大きな地震が襲いました。

わたしはこのとき、地下鉄に乗っていて
「急停車します」というアナウンスとともに電車が停まった直後、
車体が大きく揺れました。
まるで遊園地のアトラクションに乗っているかのようでした。

揺れが長引き、乗客がざわつき始めましたが
地下鉄のため携帯は圏外で、情報がありません。

しばらくして、地震があったという車内放送があり
最寄りの駅で待機することになりました。
地下鉄の中でわたしの隣に座っていたのは外国人旅行客。
何が起きたのかわからず呆然とするご夫婦に
つたない英語とジェスチャーで事態を簡単に説明しました。
(とはいえ、ほとんど伝わっていなかったのではないかと思いますが…)

その後、電車から降りるよう指示があり、ホームに降り立った瞬間
今度は立っていられないほどの地震。
ホームにへたりこんで泣きわめく女性も。

近くにいた中学生が携帯のワンセグでニュースを見始めたので
わたしもそれにならってみることに。

そして映し出されたのは、津波の映像。
しかも、その場所は祖母が住む場所のすぐ近く。

心配ではありましたが
あのあたりは地震がたびたび起きるので
それほど深刻な事態にはならないだろうと軽く考えていました。

「電車が動かなかったらここで夜を明かさなければならないの?」
と心配そうにたずねるご夫婦に
「きっとしばらくしたら動くから大丈夫だと思う」
と楽観的な返事をしていました。

避難するよう駅員から指示があり、
またもやカタコトの英語で外国人ご夫婦に説明し、一緒に避難。
あたりにはヘルメットをかぶって避難してきた人があふれていました。

それでも、わたしは楽観視していました。

しばらく待機していたのですが、統制をとる人はいません。
避難してきた人々が少しずつ減っていくのですが
これからどうしたらいいのか、何もわかりません。

避難場所となっている広場の植え込みに段差があり
そこに座っていたのですが
外国人ご夫婦のご主人はおもむろに自分のマフラーを外し
石の上に敷いて、わたしたち女性にその上に座るように言いました。

さすが紳士!(イギリス人じゃないけど)

こんな状況でも自然とそんな行動をとる外国人男性を
すごいなぁ、と思わずにはいられませんでした。

とにかく電車が動いていないので
選択肢は「待つ」と「歩く」のふたつだけ。

外国人夫婦は西新宿のホテルに宿泊予定。
その場所にどうにかたどり着けないかと聞かれるのですが
タクシーをつかまえるのが容易でないことは日を見るより明らか。

とりあえず寒さをしのげる場所へ移動しようということになり
避難場所で知り合った若い男性2人と一緒に駅へ戻りました。

しかし、駅ビルは閉鎖。

行き場がなくなり、
さらに電車復旧の見込みが立たないということだったので
これは新宿まで歩いたほうがいいのではないかということになりました。

大きな大きな荷物を抱えた外国人夫婦。
中学生。
会社員ふたり。
そしてわたし。
偶然が結びつけた6人、まさに「旅は道連れ」です。

そしてわたしたちは混雑した道を新宿へと向かって歩き出したのでした。


~つづく~
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【 2011/03/15 01:11 】

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